前回はタイルが浮いている範囲が広いために、新しいタイルに張り替える工程をご紹介しましたが、 今回はタイルの浮きが見られるものの、剥がすほど広範囲ではない箇所の事例をご紹介します。 まずはタイル全体の洗浄を行なっていきます。 まずは高圧洗浄でおおよその汚れを落とし、その後タイル専用の薬品で目地とタイルを洗浄していきます。 その後、打診検査で浮きを確認した箇所のタイルとタイルの間に穴を開けて、エポキシ樹脂を注入します。 既存のタイルを活かせることができるのが、この工法の最大のメリットです。